＜研究奨励賞＞
メタロチオネインおよび微量金属と生命の関わりに関する研究の発展に貢献した個人に対し、授与されるものです。事前に応募された論文に関して審査員が審査し、２名を選考して表彰し、賞状および楯を授与いたしました。
・安孫子 ユミ（筑波大学）
Involvement of Reactive Persulfides in Biological Bismethylmercury Sulfide Formation.
Chemical research in toxicology, 28, 1301−1306 (2015).
・藤木 恒太（東京女子医科大学）
Detrimental effects of Notch1 signaling activated by cadmium in renal proximal tubular epithelial cells.
Cell death and disease, 14, e1378 (2014).
（左から、佐藤政男研究会長、藤木恒太先生、安孫子ユミ先生、佐藤雅彦実行委員長代理）
＜若手優秀賞＞
優れた研究発表を行った若手研究者に対し授与されるものです。事前に提出された要旨による審査を行い、２名を選考して表彰し、賞状および楯を授与いたしました。
・辻 徳治（京都大学）
がんの進行に関与する分泌型亜鉛要求性酵素の活性化にはZinc transporter (ZnT) 複合体が関与する
・平野 文子（昭和薬科大学）
メタロチオネイン欠損細胞におけるMTF-1制御遺伝子の検討
＜実行委員長賞＞
若手優秀賞への応募が多数であり、激戦でもあったことから、応募者の中から惜しくも受賞にはいたらなかったものの優れた発表を行った若手研究者1名を選考して表彰し、賞状および記念品を授与いたしました。
・石田 慶士（広島大学）
低濃度トリブチルスズによるニューロン脆弱化機構の解明
（左から、佐藤政男研究会長、平野文子先生、辻徳治先生、石田慶士先生、佐藤雅彦実行委員長代理）
＜研究功労賞（メタロ中年賞）＞
長期にわたって（還暦を過ぎても）、第一線で自ら研究活動（実験や調査）を継続されている先生に、感謝の気持ちを込めてその功労を讃えたいという思いから、メタルバイオサイエンス研究会2015実行委員会で「研究功労賞」を設けました。２名を選考して表彰し、賞状および楯を授与いたしました。
・吉田 稔（八戸学院大学）
・姫野 誠一郎（徳島文理大学）
（左から、佐藤政男研究会長、吉田稔先生、姫野誠一郎先生、佐藤雅彦実行委員長代理）